【Re急須 Chaki】(リキュース チャキ)
おいしいお茶の淹れ方
1 淹れたい味覚(倍水・濃さ)と条件を決める
・冷まし時間
普通の煎茶や番茶、ほうじ茶、紅茶の冷まし時間は、「0分」。
うま味・甘味を多く出したい場合の冷まし時間は、「1分or3分」
・浸出時間
従来の急須で淹れる時間より20秒~30秒長く淹れて、じっくり成分を浸出します。
参考例:煎茶粉茶:1分程度。 煎茶深蒸し:1分30秒程度。 煎茶普通蒸し:1分30秒~2分。
玉露:2分30秒~3分。
2 淹れ方は 2 STEPで淹れる
・茶葉の動きと味覚調整
ティーマドラーで茶葉(ティーバッグ)を静かにゆっくり回します。
回すタイミングと回数の例: 浸出時間が2分未満の場合、30秒、1分、取り出す直前に各3回まわします。 2分以上の場合、30秒、1分、2分、取り出す直前に、各3回まわします。
・水色と時間を同時に見て、浸出状態を確認しながら最適タイミングで茶葉を取り出します。
・味覚調整は、浸出時間と、回すタイミングと回数で調整します。
《美味しく淹れる6つの条件をコントロール》
淹れたい味覚と条件を決め、手順通り2Stepで淹れることで、美味しく淹れる6つの条件をコントロールできるので、思い通りの味覚が出せます。(PAT.P)
また、淹れたい味覚と条件を決め、成分浸出状態と時間を見ながら淹れ、結果を確認することで、美味しく淹れる条件を改善でます。(PDCAをまわす。)
注)熟練や勘に頼る淹れ方から、スキルや創意工夫する淹れ方に視点をおきましょう。
3 思い通りの濃さや甘味、渋味のお茶が楽しめる
美味しいお茶を楽しむ、新しい生活スタイル
1.おうちで淹れたての美味しさを味わう
一人前ずつ白磁カップで直接淹れて、淹れ立ての美味しさを味わえます。
静かにじっくり淹れて味覚調整できるので、茶葉のとろみ・コクをしっかり出せます。
2.仕事のあい間、休憩時間に、手軽に美味しいお茶を淹れる
リモートワークなどの仕事の合間に手軽に淹れられます。
成分浸出状態を見ながら味覚調整できるので、好みの味に淹れることができます。
3.今まで体験したことのない「うま味(玉露味)」を味わう
少量の茶葉(2g)で、濃いうま味を楽しめます。
口に含んだときの濃いうま味、飲んだ後に口の中全体にうま味感が広がります。
4.休日の朝、美味しいお茶で豊潤のひとときを過ごす
ちょっと上質な茶葉の美味しさを味わいながら、豊潤のひとときを過ごしましょう。
思い通りの味覚に淹れて、じっくり味わう満足感と、癒しのひとときを演出しましょう。
5.体調に合わせて自分だけの味、好みの味に淹れる
自分の体調に合った飲みたい味覚に淹れて、美味しさを味わいながら体調管理します。
まずい味に感じたり、味が感じられないときは体調に気を配りましょう。・・・口や喉の渇き、水分補給、空腹緩和、胃腸の調子、スッキリ便通、味覚感度アップ(濃い味に気づく・減塩)など。
6.リビング、仕事用デスクなど、インテリアを兼ねて身近に置く
茶器は木箱でセット管理するので、インテリアを兼ねて身近な場所に置けます。
いつでも・どこでも便利に使用でき、準備や後片付けも簡単です。
7.自信を持って、心を込めておもてなし
淹れる条件を管理して、成分浸出状態を見ながら味覚調整できるので、自信を持って美味しく淹れられます。
母が淹れてくれた味より美味しいお茶を母におもてなし、感謝の気持ちを込めて。
8.一人暮らしのお子さん、お孫さんへのプレゼントとして最適
Re急須 Chakiは、一人前ずつ淹れて、多様な味覚を楽しめるので一人暮らしの方に最適です。
淹れ方は簡単で、味覚調整や淹れ方の工夫ができ、美味しく健康的な生活に役立ちます。
お茶の淹れ方システム
◇お茶を一人前ずつ美味しく淹れるシステムです。
淹れ方テーブルでねらいの味覚と淹れる条件を決め、茶葉の味をしっかり引出します。
淹れ方システムの特徴
管理項目 | 特徴 |
①茶葉の量 | 茶葉は、一人前ずつ(2.0g)ティーバッグに入れています。 |
②水の量・比率 | 水量は、白磁カップ内側の「水量マーク」を参照して入れます。 |
③水の温度 | 熱湯を白磁カップに入れ所定時間待って適温に冷まします。 |
④成分浸出時間 | 茶葉を水中に入れてから取り出すまでの時間をタイマーで計ります。 |
⑤水と茶葉の動き | 水と茶葉の動きをティーマドラーでコントロールします。 |
⑥味覚調整 | 水量の多少に拘わらず、水色を目で確認しながら味覚調整します。 |
お茶を美味しく淹れる6つの条件をすべてコントロールできるので、美味しく淹れることが出来ます。
淹れ方テーブル(緑茶、一人用、茶葉2g)
倍水 | 待ち時間 | 茶葉・水量(ml) | 成分浸出温度(℃) |
10倍水 | 2分 | 2g→20ml | 45~55℃ |
20倍水 | 2分 | 2g→40ml | 50~60℃ |
30倍水 | 2分 | 2g→60ml | 55~65℃ |
50倍水 | 1分 | 2g→100ml | 65~75℃ |
70倍水 | 1分 | 2g→140ml | 70~80℃ |
100倍水 | 1分 | 2g→200ml | 75~85℃ |
注1)倍水は、茶葉1gに対する水の量(倍率)です(例:10倍水:2g×10=20ml)。
注2)待ち時間は、熱湯(90℃)を入れてから適温に冷ます時間です。
注3)成分浸出時間は、茶園の推奨淹れ方参照。
製品仕様
製品名 | Re急須Chaki (リキュース チャキ) | |
部品名 | 仕様 | 機能・特徴 |
淹れ方テーブル | ボックス内に淹れ方テーブル表示 | 淹れたい味覚と淹れる条件がわかる。 「倍水(茶葉1gに対する水の量)、待ち時間、茶葉量・水量、成分浸出温度」 |
白磁カップ | 容量:250ml 材質:白磁 |
優れた視認性、湯温調節機能、熱湯対応型カップ、水量マーク付き |
ティーマドラー | 全長:175mm 本体材質:ステンレス ハンドル材質:木製 |
高い操作性(回動・上下動・ティーバッグ操作)、味覚調整、手に水が付着しない(衛生的構造) |
タイマー | サイズ:縦×横×厚さ 80×80×20mm |
温度範囲と成分浸出時間のコントロール、成分浸出状態と温度は同時視認 |
ボックス | サイズ:縦×横×高さ 190×120×110mm |
茶器をセット管理(使い易く管理しやすい、紛失防止、木製(インテリア性、) |
※茶器セットをシステム的に使用でき、簡単便利に、美味しく淹れることができます。 ※特許出願中。 |
美味しい淹れ方のポイント
1.基本
(1)味の区分
①うま味・甘味、②とろみ・コク、③渋味・苦味、④水色(色・にごり・澱)、⑤香り、⑥温度・etc、があります。ねらいや好みに合わせて、これらの味をバランスよく出します。
(2)「淹れ方テーブル」と味の出し方
「淹れ方テーブル」の倍水(茶葉1gに対する水の量・比率)を選ぶことでねらいの味覚(味と濃さ)を出し易くなります。下記に倍水と淹れ方の例を紹介します。
10倍水 | 茶葉の成分の有無、期待する味があるかないか分かります。 |
20倍水 | うま味・甘味を出します。渋味を抑え、玉露味を濃く出すことができます。 |
30倍水 | うま味・甘味を出します。渋味を抑え、玉露味を出すことができます。 |
50倍水 | うま味、とろみを濃く出します。渋味バランスを調整(渋味は抑制)します。 |
70倍水 | うま味、とろみ、渋味、水色、香りをバランスよく出します。 |
100倍水 | うま味、とろみ、渋味、水色、香りをバランスよく出します。 水色は茶葉の特徴次第、香りは高温の方がよく出ると言われています。 |
(3)美味しく淹れるコツは、好みに合わせて「うま味>渋味」の範囲でじっくり成分浸出することが基本です。渋味を出し過ぎないで、うま味と渋味のバランスを取りましょう。
また、味覚調整は、ティーマドラーで茶葉を静かにゆっくり回動します。(例:成分浸出時間が90秒の場合、30秒、60秒、85秒の3度、各3回動します。)
2.うま味、甘味
(1)代表的な「うま味」は玉露味(アミノ酸)です。玉露は20倍水で淹れます。時間は茶園の推奨時間を使用します。
また2煎目を50倍水or70倍水で淹れて茶菓子を楽しみ、さらに、茶葉をサラダにするのも良いですね。
(2)試飲するときは、お茶を口に含んで舌の上でころがす(舌でうま味を探す)と味がよくわかります。上質の茶葉は口に含んだときのうま味だけでなく、飲んだ後に口の中にうま味感が広がります。
3.とろみ、コク(濃く)
(1)とろみ、コクは茶葉の成分がしっかり出たときの味です。渋味を好みの許容範囲内に抑えてじっくり成分浸出します。
(2)とろみ、コクは口と喉を潤し、喉の痛みを和らげます。お茶を淹れたときに体験できるとろみは納得の美味しさです。
また、お茶は淹れ立ての熱いうちが一番美味しいと言われます。自分で淹れて自分だけの味、好みの味を出して楽しみましょう。
4.渋味、苦味
(1)緑茶は渋味成分(カテキン類)を豊富に含んでいます。渋味を抑えてバランスよく(うま味を感じるように)出すことが美味しい味につながります。
(2)渋味は、飲んだ後に口の中がスッキリします。口臭予防や口内ケァに最適です。煎茶、ほうじ茶、紅茶など、それぞれの茶葉の特徴を引出して多様な味覚を楽しみましょう。
5.香り
(1)香りは高温で淹れた方がよく出ると言われています。香りが狙いならより高温で淹れますが、香りと味の相性を期待するなら味を重視して淹れましょう。
(2)香りは、茶葉の香り、淹れているときの香り、飲んでいるときの香り、飲んだ後の香りなど、幅広い楽しみ方ができます。
6.水色(色、濁り、澱)
(1)水色(すいしょく)は、強い火入れや深蒸し茶、粉茶、抹茶入りの茶葉を使うことで、短時間(30秒~60秒)で濃く出ます。
また、ティーマドラーで30秒以後に連続的に回動することでより早く濃い水色にできます。
(2)水色は目で見てわかるので、好みの色に淹れて楽しみましょう。
※Re急須Chakiは、お茶を自分で淹れたことがない人でも、簡単に、美味しく淹れられます。上記6つのポイントを参考にして、自分だけの味、好みの味、多様な味覚を味わって下さい。
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